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“スマートなゴルファー”がティーイングエリアで心がけている7つのこと

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こんにちは。タイガー・ウッズに遠く及ばないネコ・林です。
ゴルフは紳士淑女のスポーツと云われています。ゴルフのラウンドを重ねていくと、再び一緒にラウンドしたいと感じさせる同伴者やコースに対する振る舞いやゴルフに対する姿勢がスマートな人たちに巡り合える一方、同伴者の一日を台無しにしてしまうような困った人たちに遭遇してしまう経験もあると思います。
なるべくなら、自分自身が初対面の人に「今回限り」と思われるような存在にはなりたくないものです。プレー中やその前後においてマナーが大切だと考えるすべてのゴルファーに、是非とも参考にしていただきたい“スマートゴルファー”シリーズの第1弾。
今回は、ティーイングエリア周辺で“スマートなゴルファー”が行っている7つのことをお伝えします。

ゴルフにおけるマナーについて

ゴルフのマナーは面倒なことが多いと思われがちのようですが、根本的な考え方は至ってシンプルです。
簡単に言うと「自分がゴルフプレーを楽しむために『してほしいこと』に思いを馳せて行動する」だけです。例えば、『打つときは集中したいから、静かにしてほしい』とか、『コンディションの良いグリーンでパッティングしたい』などの思いは、誰しも同じだと考えることで、自分がなすべきことが見えてきます。
ゴルフはスポーツであるだけではなく、社交の場でもあり、常に親しい間柄の人たちとプレーするばかりでなく、同伴者や前後の組、はたまたレストランや浴場などで初対面の方と接する機会が多いのも確かです。プレーヤーが互いに尊重しあい、コースを綺麗に保つことは、ゴルフの醍醐味の一部であり、プレーにおいて欠かせない重要なことでもあります。

ティーイングエリア

各ホールで第1打を打つ場所です。設置されたティーマーカーの最も前方を結んだ線と、そのティーマーカーの外側から後方へ2クラブレングスの奥行からなる長方形の区域を指します。

この長方形の区域外にボールを置いて打つと2ペナルティが課せられますので注意が必要です。この場合、打った打数はカウントせず、2ペナルティを課して正しい位置から3打目を打つことになります。
ただし、それぞれのポイントを結んだ仮想ラインに、ボールが少しでもかかっていれば違反にはなりません。

“スマートなゴルファー”がティーイングエリア付近で心がけていること

1.待っている時のプレーヤーへの配慮

ティーショットをするプレーヤーの集中力を乱さないよう、物音を立てたり体を動かしたりすることを控えます。会話はもちろんのこと、カート付近でクラブや道具を出し入れすることも避けましょう。これは、前の組がティーイングエリアでショットを行う時も同じです。離れているから大丈夫ではなく、これからショットを打とうとしている人に気を配ることは、どのようなシチュエーションであっても変わりません。なお、ティーイングエリアはショットをするプレーヤーの占有場所でもありますので、打順を待っている人は区域外で待機します。
そして、自分たちの組がショットを打つときは、同伴者のボールの行方をしっかり見届け、ボールの落下地点を記憶するようにします。同伴者のショットを称賛するだけでなく、後に触れるプレーの進行にも役立つからです。

2.ティーイングエリアの整頓

ティーイングエリアをキレイにすることは、自分たちの後から利用する組に対する配慮であると同時に、コースやコースを管理・整備している人たちへの敬意の表れでもあります。
折れたティーペグは拾いゴミ箱へ、ディボット跡には目土を入れます。

喫煙する人は風下で吸い、プレーヤーのスイングの妨げにならないようにします。また、火のついたタバコを芝生の上に置くことは絶対にやめましょう。ほとんどのコースのティーイングエリアには灰皿がありますので、火を消してからティーショットに入るようにします。

3.安全への配慮

ショットを待つ人はティーイングエリア外で待機することを書きましたが、自分がショットをする場合には、同伴者がエリア内に入ってきていないかを確認してからスイングに入ります。また、ティーアップする場所にもよりますが、ミスショットが出たときに事故が起こらないように注意を払います。もし、前方に出ている人がいたら「打ちますので注意してくださいね」などと声を掛けるようにします。
ティーイングエリアで素振りをすることもあると思いますが、素振りをする場合は人に向かって行うことは絶対に避けましょう。ミスをして地面にクラブが当たってしまうと、土などが飛んで思わぬ事故になることがあります(事実、ネコも被害にあったことがあります)。クラブヘッドが抜けることもあるかもしれません。人に向かって素振りすることは、とても危険な行為です。

4.コースの戦略性

みなさんは、ティーショットを打つたびにティーアップする場所を変えていますか?漠然と、常にティーイングエリアの真ん中にティーアップするのは少々もったいないと思います。
スマートなゴルファーは、どこからグリーンを狙ったらパーオンの確率が上がるのかを考えてセカンドショット地点を決め、どんな球筋でそこへ運ぶのかを考えてティーショット時のボールの位置を変化させます。右打ちでドローボールで攻めるときはティーイングエリアの左側に立ってボールを打ち出す右側の空間を広く使いますし、フェードボールのときは右側に立って左の空間を大きく使うのがセオリーです。木やその枝が邪魔をしていれば、それも考慮して立つ位置を考えます。

また、ティーイングエリアは必ずしも平らではありませんし、微妙な傾斜があることもあります。ティーアップをして構えた時、違和感を感じたのなら、躊躇することなく場所を変えましょう。

5.進行への配慮

ショートホールや距離の短いロングホールでは、ティーイングエリアで待つことがよくあります。そんな時ネコは、なぜ渋滞が起きているのか原因を考えるようにしています。何か罠があるかもしれないからです。例えば、ショートホールで流れが悪くなる原因でよくあるのが、傾斜のきついところにカップが切ってあるためパッティングに時間がかかることです。ネコは前の組の動きを見ながら、グリーンのどのラインに付けるとパットがやさしくなるかを想像しています。そこに打てるかは別問題ですが、、、
また、「待っている時のプレーヤーへの配慮」で触れましたが、同伴プレーヤーのティーショットを見ることも進行を助けることになります。ただ、漠然と見ているのではなく、ボールの落下地点までをしっかりと見届けることが大切です。フェアウェイに飛んだボールはさほど注意深く見ていなくても大丈夫ですが、ラフや林に入ってしまうとボール探しに時間を要することがあります。ボールの落下地点付近にある特徴あるものを覚えておいて、それを目印に向かうことで探しやすくなります。これは、キャディ経験のあるネコだから言えることかもしれません。

6.周囲の人たちへの配慮

同伴プレーヤーや前後の組でプレーする人たちだけでなく、キャディさんやキャディマスター室のスタッフ、コース管理やレストラン・売店のスタッフなど、プレーヤーが今日一日を楽しめるよう尽くしてくれる人たちに対して、感謝の念と敬意をもって接するようにします。
テレビでゴルフの試合を観ていると、渋野日向子選手を始め、スタートホールのティーショット前にコースに対して一礼するプロが増えています。コースやコースに係る人たちに対するリスペクトを感じることができ、清々しい気持ちになるものです。我々アマチュアも、スタート時に「よろしくお願いします」と一言口に出すことがありますが、同伴プレーヤーに対してだけではなく、すべての関係者に思いを馳せられると良いですね。

コースに一礼する畑岡奈紗選手  引用元;ゴルフダイジェスト・オンライン

7.楽しくラウンドするという気持ち

せっかく大切な時間とお金を使ってゴルフをしに来たのですから、1日楽しくラウンドするよう心がけましょう。
そのために大切なことは、何があっても笑顔で過ごすという前向きな気持ちです。ミスをしても不運が重なっても笑顔を絶やさずプレーをしていれば、同伴プレーヤーやキャディさんが必ず味方になってくれます。逆に、不貞腐れたり道具に八つ当たりして態度に表したりするようでは、周囲の人の気分まで下げてしまいます。そんなことになれば「二度と一緒にラウンドは御免だ」と、ゴルフ友達が減る一方です。
ゴルフの腕前はイマイチでも、楽しくプレーするという心構えが“スマートなゴルファー”への一番の近道かもしれません。

https://twitter.com/JLPGA_official/status/1660767496343891971?ref_src=twsrc%5Etfw
試合中もたくさんの笑顔を見せる西村優菜選手


今日はこの辺で。
それでは、素敵なラウンドを!

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